2004 PDGA World Chanpionships In Des Moines Iowa USA 参戦日記

 

まさか、人生初の海外旅行がディスクゴルフ世界選手権になるとは・・・しかも、息子のキャディとして♪

参戦決断までに1ヶ月、パスポート申請や国外免許申請にアタフタ、成田までの移動に失敗(特快のはずがいつの間にやら

各停〜)、バッグ中にライターってんで荷物ひっくり返して探して、もういっぱいいっぱいでの出国。(-_-;;

10時間以上の機内生活のあと、デトロイト経由でDesMoines。ここから先の移動は全てレンタカー。

初左ハンドル&右車線!駐車場でる時にワイパー動かし、本線にはいる信号でまたも・・・以降、出国までの間、子供らに

ワイパー動作回数をカウントされることに・・・

8月7日 土曜日>

ダブルス戦。健太と命のコンビで参戦。GrandView Parkという公園。感想・・・引っ越してきて〜!

野生のリスが駆け回り、木の上から食べかすをぽろぽろ落とし・・大小の木々が配置よく並ぶ中にコースがある。

午前中ベスト56、午後オルタネイト65の121でホールアウト。

U13部門優勝!って、一組だけだったけど・・・でも、U16の6チーム中4位のスコアは賞賛!

8月8日 日曜日>

フリー(といいつつコース下見)。明日から、いよいよ予選ラウンド開始だ。

8月9日 月曜日>

寒い・・・最高気温23度くらい?

GrandViewで1Rのみ。Matthew、Shane、Dustinの4人パーティ。

ダブルス経験済みコース。でも、ティスローが安定せずパットも右に外れる。

57でホールアウト。Shane56、健太61、Dustin66。

8月10日火曜日>

この日はもっと寒い。しかも9時スタートで2Rプレー。風もある。

Maytag Park。ホテルからハイウェイに乗って1時間弱くらい。今大会最長の240mのホールを備える公園。

予選2R。Shane、健太、Marcusとの4人。

前日、11時からのラウンドで昼食が15時頃。夕食がはいらず、朝食もあまり進まず心配・・・

案の定、スローが全て低い。2H目と7H目でOB。アプローチが寄らない。パットがはじかれる。

前日成績に対するプレッシャーもあったのだろう、自分が描くプレイができない場面が続き隠れて涙ぐむ場面も・・・

半分過ぎた頃、とうとう緊張の糸が切れた。無茶なパットが続く。怒られ、再び涙し、それでも戻らなかった。

結果、71(128)・・・Shane61(117)、健太61(122)、Dustin62(128)。

スタッフ準備の昼食を食べ、チームジャパンジュニア連の中で笑みが戻る。感謝すべきは同じ想いを持つ仲間なり。

予選3R。耳を動かすZackaryと、オヤジと討論しながらラウンドするDylanとの3人パーティ。

個性豊かなふたりが、言葉は通じずともフレンドリーで暖かいラウンドを演出してくれた。こちらにも感謝。

スコア59(187)。Shane57(174)、健太62(184)、Dustin60(188)。

ラウンドの途中、第3パーティの中に1R目いっしょだったMatthewを見つけ「きっと、このパーティにボクがいるのを

笑ってるんだろうな・・」とポツリと溢した一言に心が痛んだ。前日からの体調管理不備・・・悔やまれる。

8月11日 水曜日>

この日も寒い。しかも、風がそれなりに強い。

Ewing Park。旅なれたオヤジは冒険心をあらわにし「きっとこの道をいけばこの道路にっ!」・・・迷子。。。

スタート1時間以上前に到着するはずが30分前に到着。でも、よかった〜〜到着できて。m(_ _)m

この公園はスゴイ。広いっ!長いっ!林間コースもっ!木々がデカイ!しかも、リンゴの木があるっ!ちっちゃいけど、

甘酸っぱくて旨いっ!(って関係ないか♪)本大会1番のコースと絶賛したのは決して私だけではない。

圧巻の10番はじめ、個々のホールが「ほぅら、投げてごらん♪」って誘っている。グヤジィ〜〜!

予選4R。Shane、健太、Dustinとの4人。(以降、ファイナルまでこの4人での戦い)

結果64(251)。Shane66(240)。Dustin63(251)。風でパットが飛ばされながら健太は60(244)。Shaneと4打差。すげっ!!

8月12日 木曜日>

雨の予報。でも、結局降る事なく、日差しもあったりして・・・天気予報アバウトぉ〜。きょうも寒い。

WaterWorks Park。平坦、ゴールがスキルショットっぽい。。。この日は、このコースを2R。

予選5R。いつもの4人。結果64(315)。Shane51(291)、健太59(303)、Dustin67(318)。

予選6R。結果56(371)。Shane58(349)。健太58(361)、Dustin58(376)。

Shaneの午前中のアンダープレーはすごかった。まさに、飛距離差を実感したラウンドであった。

この公園。入園するためには橋を渡らねばならない。で、ラウンド終了後、その橋の両岸に若者〈バカモノ?〉が集う。

川越えディスタンス大会のはじまり、はじまり〜。何枚ものディスクが川に流れ、中には橋の上から川に向かって・・・

「ディスクばか」ウィルスはやっぱり発祥の地アメリカが原産であったと確信したひとときだった。

8月13日 金曜日>

寒い。。。Ankeny Park。ホテルからハイウェイで30分弱。

前日の反省を踏まえ1時間30分前には到着。朝露がすげぇ。タオルも靴も靴下もすぐにグチョグチョ。

近いこともあり、交換用品準備のためキャディ2人はハイウェイを飛ばしホテルへ。。。迷子・・・またっ!?

ジャンクションで間違え、気づいてすぐに降りると、そこはかつて知ったる道だったぁ。よかったぁ。

靴、靴下その他を準備し会場へ。スタート5分前。間に合ったぁ。。。

でも「今、この感触に慣れてるから替えない方がいい。」・・・なんだったんだぁ、ハイウェイでの140km/h・・・

ここは、本大会中一番狭い。他パーティのディスクがすぐそばに飛んでくる。恐っ!

ただ、林間に作られた特設コースが面白い。

特に10番。20mほど登り(奥はOB)、右に20mほど軽く登って、さらに右に60mほど・・・

つまり、ゴールはティの右後ろ50mほどにある。けど、覆い被さるように密集した林に阻まれ直接は不可能。

「いやぁ、こんなコースもありなんですネ」と素直に感激してしまった。

予選7R。67(438)。Shane56(405)、健太61(422)、Dustin71(447)。

予選8R。61(499)。Shane62(467)、健太67(489)、Dustin63(510)。

前日から既に諦めムードではあったけれど、逆にそれがパーティの雰囲気を和ませたように感じた1日でもあった。

8月14日 土曜日>

寒い。。。って、ず〜っと寒いやんかぁ!

Fainal。DMACC。ひたすら広い草地。コース脇に居座る湖のような池には巨大魚、ワニが生息するという噂・・・マジ?

8時45分スタート。選手アナウンスしてくれたお兄ちゃんの「ケンタァ、ナガオッカァ」「ミカトォ、ヤマグッチィ」

に苦笑しつつスタート。淡々とホールをこなし、右に池を構えた200m超の最終ホール。

ここでも淡々とスローが進み最後のパット。「先にしろ」という言葉空しく、Shaneが先にパットを決めてしまった。。。

うーん、このあたりのマナーとゆうか「雰囲気作り」の指導も必要かなとイマサラながら思った。

決勝33(532)。Shane33(500)、健太31(520)、Dustin36(546)。お疲れ様でした。

プロオープン決勝を見て「Barryはスゴイけどパットがカッコ悪い。やっぱりKenClimoだっ!」と感想・・・

うーん、確かにBarryのヘッピリ腰パットは・・・

表彰式。やっぱり「ミカトォ、ヤマグッチィ」と呼ばれてしまった♪

一瞬の異風を吹き飛ばす大きな拍手。Shane、健太、命と並び、鳴り止まぬ拍手を後に2004Worldは幕を閉じた。

8月15日 日曜日>

お昼の便で帰国の途に。DesMoines空港までの道を感慨深げに走る。。。またまた迷ったぁ。これまでと同じ南西方向だ・・・

きっと、迷い込んだこの地に我が祖先が眠っているに違いない。Minneapolis経由で成田へ・・・

また来るぞっ!USA、Iowa、DesMoines、Ewing Park♪

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素晴らしきかな、この子供たち。

異国から来た無名の二人の力に驚愕しつつも、これまで味わってきたワールドでの悔しさをバネに、自分自身を見失うこと

なく確実なプレーに徹しトップを手にしたShane。

渡米前風邪を患い、プレー中も咳を我慢しながらそれでも集中力を絶やすことなくプレーを続け、(大会中、進化し続けた)

見劣りしないティスローと目を見張る正確なパットで2位の座を得た健太。

コースの長さと自身の飛距離とのギャップに苦しみ、一時は涙さえ流したものの、周囲の暖かい、あるいは冷たい声でさえ

も自らの糧とし3位の座をもぎ取った命。

なんとか話したいのに言葉が通じないもどかしさの中、自分のプレーを見せるのが答とばかりに投げつづけた4位のDustin。

そして、Marcus、Zackary、Dylan、Mathew・・・

 

異国の地で、その環境に戸惑い、コースの雄大さに驚き感動し、予想だにしなかった寒さの中、それでも一生懸命、いつもの

自分のプレーを続けようと必死にもがき苦しんだ6日間。

その全ては表彰式に集結され、共にプレーした仲間から、その両親から、大会スタッフから、観戦した多くの人々から、そして

世界のプレーヤーから送られた賞賛の拍手の中、胸に抱えたその楯に凝縮されている。

喜びも、悔しさも、乗り越えることのできなかった壁も、その全てが手にした楯に凝縮されている。

 

君たちは、今、やっと世界の場に足を踏み出したばかりだ。

この大会で感じた全てを心に刻み、その全てのひとつひとつを自らの力に昇華し、新たなる壁に挑み、そして、乗り越え

てほしい。君たちには、間違いなくその力がある。

なぜなら、君たちはこの世界大会という舞台を、まさに、その体で、その心で、しっかりと受け止めたのだから。

そしてそれは、ずっと、君たちの中で活き続けていくのだから。